コロナ禍で通学できない学生に、無償かつセキュアに印刷環境を提供

オンライン授業や授業動画の配信の課題とは?


コロナ禍により、大学などの教育機関では対面授業から、オンライン授業や授業動画の配信などに移行する対応に追われています。学生が学校へ通学できない状況下で浮かび上がってきたのが、学生のプリントに対する課題です。
今回は、東京理科大学様の事例を通して、学生が抱える印刷課題の解決策を紹介します。

目次

コロナ禍で浮上した、教育機関における学生のプリント問題

大学などの教育機関では、2020年春以降、新型コロナウイルスの感染拡大で通学ができなくなりました。ほどなく授業はオンラインで再開されましたが、依然として通学を控えなくてはならず、書類の印刷に関して課題が生じるようになりました。
学生は、授業や就職活動にまつわる多種多様な書類を日常的にプリントする必要があります。教材やレポート、就職活動のエントリーシートなど、印刷する必要のある書類はさまざまです。コロナ禍で、そういった大量の書類を学外でプリントせざるを得なくなっていたのです。

しかし、プリントのために学生それぞれがプリンターなどの印刷環境を整えたり、コンビニエンスストアで毎回お金を払ってプリントしたりするのでは、手間も費用もかかってしまいます。また、学生側は書類をダウンロードする手間がかかるうえ、大学側にとっては情報の分散というセキュリティリスクを抱えることになります。

東京理科大学様が採用したのは、シーイーシーのコンビニプリントサービス

2020年5月初頭からオンライン授業がスタートした東京理科大学でも、同様の課題が浮かび上がっていました。同校が学生のプリント問題の解決策として行き着いたのは、コンビニエンスストアのマルチコピー機でプリントできるサービスを活用することでした。
東京理科大学は、ベンダー3社をピックアップし、同様のサービスを比較・検討。その結果、求める要件を満たしていたのが、シーイーシーのCanDay Print for Bizでした。

東京理科大学がコンビニプリントサービスに求めていた要件は主に次の2つです。

  • 主要3社のコンビニエンスストアを利用できる
  • Boxと連携できる

同校は、重要な学術資産の管理と安全なファイル共有を実現するためにコンテンツ・マネジメント・プラットフォーム「Box」を活用していました。そのため、「Box」と連携が可能なことが求める要件のひとつでした。「Box」と印刷環境を連携できれば、情報を外部に持ち出さずにプリントでき、高いセキュリティが保てます。

このように、プリントの手間とセキュリティリスクという両方の課題を解決できることが重要でした。その両方を叶えられるのが、CanDay Print for Bizだったのです。

スタートから1カ月間で約2,000人の学生が利用

東京理科大学で、CanDay Print for Bizの利用がスタートしたのは2020年10月1日です。契約したアカウント数は同校の全学生数にあたる2万人分で、スタートからわずか1カ月の間に約2,000人の利用がありました。

このことは、同校の学生新聞において「理科大生コンビニでのプリント無償化へ」という見出しで記事として紹介されました。学生のSNSでも「コンビニプリントが無料になって助かっています」という声が多くあがっており、無料でプリントできるようになったことへの学生からの評価も高いようです。

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