高額な商用データベース運用の救世主、Amazon RDSに迫る!AWSで実現するクラウドネイティブなデータベースとは。

AWSで実現するクラウドネイティブなデータベースOracle Databaseなどの高額な商用データベースの運用に悩む企業の救世主!Amazon RDSに迫る
マイグレーション

Amazon RDSは、運用負担・コスト負担を軽減

Oracle Databaseなどの商用データベースは、ライセンスや維持費が高額なため、担当者は日々の運用業務に加え、コストの課題を抱えています。その解決として有効なAmazon RDSAmazon EC2について、違いや運用・移行方法について解説します。

データベース運用における2つの課題とは!?

重要なデータを保管し、いつでも取り出すことができるデータベースは、円滑な企業活動を行ううえで必要不可欠なICTシステムです。しかし、多くの企業はデータベースの運用において2つの課題に悩まされています。

課題1.運用負担の増大

1つは運用負担が大きいこと。とくにオンプレミスの場合、必要な容量を割り出すサイジング、システムが継続稼働するための信頼性・耐障害性を確保する可用性設計、トラブル時の復旧に備えるバックアップ設計、さらに導入作業など、導入前から多くの業務に追われます。データベースの構築をサポートするベンダーがいれば、設計や導入作業の大部分は代行してくれるかもしれませんが、問題は運用開始後です。稼働状況のモニタリング、ビジネスを停止させない計画的なパッチ処理、必要に応じたリストア、パフォーマンスを低下させない定期的なSQLチューニング、統計情報の更新、フラグメンテーションの解消などに携わらなければなりません。クラウドを利用していれば、SQLチューニング、統計情報の更新、フラグメンテーションの解消など一部の運用部分を除いて、設計・導入・運用の負担は大きく軽減できます。

課題2.ライセンス料の増加

しかし、クラウドを利用していたとしても、2つ目の課題が重くのしかかります。それは、年々増加傾向にある商用データベースのライセンス料です。とくにクラウドの場合、構成によってはオンプレミス時よりも大幅にライセンス料がアップすることもあります。将来のためのオーバースペックはもってのほか。使い切れていない性能に対してもライセンス料が発生してしまいます。ライセンス費用の最適化は最重要課題と言えるでしょう。

運用負担もコストも軽減できるAmazon RDSに注目

この2つの解決策として近年注目されているのが、Amazon RDS(Relational Database Service)。Amazonが提供するクラウドネイティブのマネージドリレーショナルデータベースサービスです。まずは、Amazon RDSのメリットをいくつか挙げたいと思います。

1.構築・運用の負担を軽減

データベースのインストール、可用性の確保、バックアップの設定、サイズのスケーリングなど、データベース基盤を準備・構築する必要がなく、ハードウェアとOSのメンテナンスも不要。構築・運用にかかる時間および人的コストを大きく下げることができます。具体的にはオンプレミス、Amazon EC2、Amazon RDSと比較して、以下のような違いがあります。

2.すぐに運用を開始できる

利用できるまで最短でも数日は要するAmazon EC2と比べ、Amazon RDSの利用に必要なリードタイムは10~15分。マネジメントコンソールなどからの設定により、インスタンスサイズに基づいてメモリーサイズなどは自動的にチューニングされます。ストレージは自動拡張が選択可能(10GB~64TB)。データの自動同期やフェイルオーバー(マルチAZ構成)も、Amazon RDSにお任せで利用することができます。

3.6つのデータベースエンジンから選択できる

Amazon RDSに用意されているデータベースエンジンは、Amazon Aurora※、PostgreSQL、MySQL、MariaDB、Oracle Database、Microsoft SQL Serverの6つ。自分でインストールする必要はなく、設定時に選ぶだけで利用できます。

※MySQL互換とPostgreSQL互換の2種類があるAWS独自のデータベース。MySQLの最大5倍、PostgreSQLの最大3倍という高速パフォーマンスが特長。データの巻き戻し(BackTrack)、高速フェイルオーバー処理(通常30秒以内に完了)、最大5つのリージョンに対しての同時レプリケーションなどの機能を持つ。

4.安価で利用できる

商用データベースのライセンス料に悩む必要がなくなります。Amazon RDSは使用した分のみ料金が発生する従量課金※です。高額なデータベースのライセンス購入など、初期費用は必要ありません。

※利用するデータベースやサーバースペックにより料金は変わります。

実はAmazon RDSへの移行は簡単じゃない!?

AWS Database Migration Serviceを使用すると、既存のデータベースをAmazon RDSに簡単に移行またはレプリケートすることができます。しかし、実際にはデータベースの選択のほか、現行システムのアーキテクチャや他システムとの連携を評価しつつ、スキーマおよびデータ移行による問題点の検証、アプリケーションへの影響の有無など、チェックポイントが数多くあります。データベースの選択、移行方式、性能評価、セキュリティ、運用を含めた総合的な考察力・判断力が必須と言えるでしょう。
自社のみでこれらを考察・判断するのは非効率と言わざるを得ません。運用負担を軽減するためのAmazon RDSなのに、さらなる負担増となれば意味がないからです。やはり、AWSのパートナーもしくはデータベースのマイグレーションを得意とするベンダーからのサポートの元に進めるのが現実的です。Amazon RDSへの移行が最適化かどうかを診断する簡易的なアセスメントサービスを提供するベンダーなら、より安心です。

Re@nove RDSマイグレーションサービスをチェックすべし

シーイーシーのRe@nove Amazon RDS移行サービスは、簡易的なアセスメントサービスからスタート。Amazon RDSへの移行に問題なければ、安価なコストでAmazon RDSの運用を全面的にサポートするマネージドサービスを提供します。Amazon RDSでの運用が難しい場合は、Amazon EC2での構築も提案します。検討してみてはいかがでしょうか。

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