VB 6.0からVB .NETへの移行。VBアプリケーションの現状と課題とは

マイグレーション

今も利用されるクライアントサーバー型システム。
企業が悩むVBアプリケーションの現状と課題とは?

Visual Basic 6.0(以下 VB 6.0)で開発されたクライアントサーバー型システムは、今も多くの企業で利用されています。セキュリティリスクや老朽化に不安を抱き、Visual Basic .NET(以下 VB .NET)へのマイグレーションを検討しながらも、なかなか踏み切れない企業もあるようです。
本記事では、シーイーシーが「VBマイグレーション相談会」を実施する中で見えてきた、企業を悩ませるVBアプリケーションの現状や課題を紹介します。

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VBアプリケーション刷新のきっかけは「老朽化」「保守切れ」「技術者確保」

企業がVBアプリケーションの刷新を検討するきっかけは「システムの老朽化」「ハードウェアやソフトウェアの保守切れ」「開発技術者の確保が困難になってきたこと」などが代表的です。
現状、VB 6.0の統合開発環境(IDE)は、2008年にマイクロソフトのサポートが終了し、Windows 7以降のOSでは動作保証がありません。また、実行環境はWindows 10ではサポートされているものの、次世代のOSがいつリリースされても不思議はありません。今後、技術者のさらなる減少も予想されます。

VBアプリケーション刷新の選択肢は「マイグレーション」か「新規開発」

VBアプリケーションの刷新には2つの選択肢があります。既存のソースコードをVB .NETに変換し、新たなプラットフォームに移行する「マイグレーション」と、別の言語であらためてプログラムを作り直す「新規開発」です。それぞれの特長を考慮に入れて、どちらが自社に適しているかを検討するとよいでしょう。
選択のポイントとして、下記の点が挙げられます。

マイグレーションを選択するポイント

(1) システムがブラックボックス化している

ブラックボックス化して仕様がわからなくなったシステムでも、ソースコードがあればマイグレーションが可能です。

(2) できるだけコストを抑制したい

既存のコードを活用するため、新規開発に比べてコスト抑制が期待できます。

(3) 短期間で移行を完了したい

システム設計やユーザー教育が不要なため、短期間で新システムを稼働できます。

新規開発を選択するポイント

(1) VB .NET以外の言語で開発したい

VB .NETへの移行を基本とするマイグレーションとは異なり、新規開発であれば、任意の言語を使用できます。

(2) 新機能を大幅に追加したい

設計段階で新たな機能を自由に追加できるため、業務フローの大幅な変更にも対応できます。

(3) 新技術を積極的に採用したい

最新技術を積極的に取り入れて、システム全体を刷新することも可能です。

VBアプリケーション刷新にマイグレーションを選択するメリット

主に「この機会に予算をかけてシステム全体を刷新し、業務フローも大幅に変更したい」という企業には、新規開発がおすすめです。
一方、単に現行システムの継続的な利用を希望している企業には、コストや期間を抑制できるマイグレーションが適していると言えるでしょう。
現行システムに蓄積されたノウハウを失うことなく、継続して稼働させたいと考える企業は、早急にVBマイグレーションを検討することが得策です。

なぜVBマイグレーションは難しいのか。工数や費用が増える理由

新規開発に比べてコストや開発期間を抑制できるとはいえ、具体的な検討を開始して、VBマイグレーションの難しさを感じる企業も少なくありません。「リソース不足で内製を断念した」「他のSIerのセミナーで、想定とは桁違いの費用感に驚いた」といった声を聞くことがあります。
なぜ、VBマイグレーションは難易度が高いのでしょうか。次の理由が挙げられます。

(1) 単純なバージョンアップではなく、異なる言語への移行

VB 6.0とVB .NETでは、基本的な仕様が変更されており、互換性がありません。単純なバージョンアップではないため、仕様の差異による問題が数多く発生します。

(2) マイクロソフト製の移行ツールは、自動変換率50~65%程度

マイクロソフトはVB 6.0からVB .NETへの移行ツールを提供していますが、仕様の差異によるエラーが頻発するため、自動的に変換できるのはソース全体の50%から65%程度です。数万件から数十万件のエラーが発生することもあり、技術者が1つずつ確認して、手作業で対処することが不可欠です。

(3) サードパーティ製品が移行できず、新規開発が必要なことも

画面や帳票の出力などに使用されるサードパーティ製のActiveXコントロールは、マイクロソフト製の移行ツールでは変換できません。後継となる.NET対応製品のリリース状況や、移行ツールの提供有無も、製品によって異なります。移行ツールがない場合や、後継製品がリリースされていない場合は、新規開発が必要となることもあります。

こうした理由から、VBマイグレーションには、相応の工数や費用がかかるのが一般的です。単なるバージョンアップのようなものだと考えていた企業では、費用や投資対効果にギャップを感じることもあるようです。

シーイーシー独自ツールで自動変換率90%以上。高品質・低コストのVBマイグレーション

シーイーシーでは、マイクロソフト製の移行ツールに加えて、豊富なノウハウに基づく独自の移行ツールを開発し、平均変換率90%以上を実現しています。手作業によるシステム移行を10%未満に抑えられるため、高品質・低コストでのVBマイグレーションが可能です。
また、シーイーシーでは丁寧にヒアリングを行い、数多くの実績で培ったノウハウを活かして、ご要望に応じた提案を行っています。「できるだけ費用を抑えたい」というご要望にも、「システム構成」「ブラックボックス化の程度」「ユーザー様のプロジェクト体制」「ドキュメントの有無」などを詳しくお聞きして、最適なマイグレーション方法をご提案します。

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マイグレーションを検討するにあたり「そもそも自社のシステムはVBマイグレーションが可能なのか」「どのような環境に移行したらよいのか」「最適な移行方法は何か」「期間や費用はどれくらいかかるのか」と、さまざまな悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

シーイーシーは、VBマイグレーションを検討中の企業を対象に、1社限定の相談会を実施しています。現在は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、オンライン(テレビ会議など)での実施も可能です。
当日は、経験豊富なシステムエンジニア(SE)と営業担当者が同席し、VBマイグレーションのさまざまな疑問に、専門家ならではの視点でわかりやすくお答えします。事前にシステム構成などをヒアリングシートにご記入いただくことで、より詳細なレベルでご相談いただくことも可能です。

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VBマイグレーションの課題をお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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